AKABEKO
約四百年前、会津藩主蒲生氏郷が始めた民芸品赤べこ。平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛が由来で、、赤い色は病魔を払うと考えられています。 赤べこに描かれている黒い点は、「疱瘡(ほうそう)」(天然痘)を表したもので、かつては死に至る病気だった疱瘡から幼い子どもたちを守るために、身代わりとして赤べこに描いたとも言われています。赤べこが首を振るのは子供が丈夫で元気に成長できますようにと祈願して贈るのが、会津の下級武士の習慣でした。子供をあやす為に、首を振ることができるようになっています。